日本の各地に空港に連絡する数多くの列車がありますが、今回はそのうち、有料の特急について記事にしてみました。
①成田エクスプレス(JR東日本)/成田空港~大船・八王子・大宮・池袋・新宿
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画像はWikipediaに掲載されていたものです。 |
愛称は「N'EX(ネックス)」で、E259系電車で運行されています。1993年にデビューした際は253系電車で運行されていましたが、2009年10月~2010年6月にかけてE259系電車に置き換えられました。車内には4ヶ国語が表示できる液晶ディスプレイ(LCD)があり、次の停車駅などが分かりやすく表示できるようになっています。
②スカイライナー(京成電鉄)/京成上野~成田空港
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京成電鉄の空港連絡特急で、JR東日本の「成田エクスプレス(N'EX)」と競合関係にあります。現在、新幹線以外のJRを含めた鉄道で唯一、160km/h運転を行っています。使用される車両は二代目のAE形電車で、三代目のスカイライナーの車両です。二代目のAE形の車両デザインなどは山本寛斎さんが担当されています。
③ミュースカイ(名古屋鉄道)/名鉄岐阜・三柿野・新可児~名鉄名古屋~中部国際空港
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中部国際空港(セントレア)と名古屋や岐阜などを結ぶ名鉄の列車で、2000系が使用されています。2008年までは全車特別車「快速特急」として運行されていました。なお、2021年5月のダイヤ改正で一部の列車を名鉄名古屋駅発着に変更するほか、中部国際空港から新可児に行く列車がなくなります(新可児発は残る模様)。
④関空特急はるか(JR西日本)/野洲・草津・京都~関西空港
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関西国際空港と天王寺・新大阪・京都などを結ぶ列車で、関空特急と呼ばれることもあります。なお、大阪市内の一部区間で梅田貨物線等を経由するので現在は大阪駅に停車できませんが、2023年ごろに開業する大阪駅地下ホームに停車する予定です。使用される車両は281系電車・271系電車で、6両や9両で運転されています。2021年ダイヤ改正で米原(滋賀県)まで運行されていた電車が野洲(滋賀県)までに運行区間が短縮されました。
⑤ラピート(南海電鉄)/難波(なんば)~関西空港
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大阪のなんばや天下茶屋エリアから関西空港を結ぶ列車でJR西日本の関空特急はるかのライバルであるといえる列車です。速達タイプのラピートα(アルファ)、停車タイプのラピートβ(ベータ)が運行されており、ラピートβの方が多く運行されています。ラピートαは一部時間帯のみ運行しています。
⑥にちりん・にちりんシーガイア・ひゅうが・36ぷらす3(一部列車)(JR九州)/宮崎方面~宮崎空港
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宮崎方面から宮崎空港へ特急列車が一部乗り入れています。なお、宮崎~宮崎空港間だけ乗車する場合、普通車自由席に乗車券だけで乗れる特例が設定されています。
○ご覧いただき有り難うございました。
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